取得すべき資格4選
2020年02月22日
こんにちは、TAISHIN THSです!
今回は、試験の難易度とは別にして、おそらく多くの企業からもニーズがあって、
しかも私たちが日頃の業務を通じて、「この資格があれば、良いやろな~」とか、「忙しそうやろなぁ」と思ってしまう、取っておくと必ず需要があると考えられる「鉄板の資格」をご紹介します。
税理士
私たち納税者に代わって税務署に税金の申告や申請をしてくれます。
法人税や所得税、相続税や贈与税などの納税(計算して、税金を納める)は、税法なども絡んでくるので、知識のない一般人にとっては非常に複雑で難しいものです。
税理士さんはとても頼りになる存在です。
納税だけではなく、税務調査の時に納税者の代わりに説明や主張をしてくれます。
政策金融公庫や、銀行で融資を受ける場合でも税理士さんは頼りになります。
かなりの難関資格ではありますが、この資格があれば高い年収も期待できるでしょう。
ただ、受験できる要件があり、だれでも受験できません!
11科目の試験を5個以上個別に合格する必要があり、取得するまでの年月を考えても、
手軽に取得できる資格であるとは言い難いとは思います。
司法書士
我々不動産業者とも馴染みの深い、司法書士さん。
私たちも所有権移転登記や、所有権保存登記などの登記業務を依頼しお世話になっています。合格率だけで言うと3%程度と、あくまで合格率が高ければ簡単であるとも言えませんが、司法書士試験はかなりの難関資格です。
ただ、弁護士や税理士とは違い、受験資格要件は特になく、だれでも受験できます。
しかし、少なくとも集中して4年ほどは勉強する必要があります。
独学での合格は現実的ではありません。(ユーキャンではまず無理ですよ!)
その他の業務
【筆界特定手続】
隣地との境界(筆界)が明らかでないとき、法務局に筆界特定の申請して、正しい筆界を速やかに特定する業務。
【外国人帰化申請手続】
日本に永住したいと希望する人が日本国籍を取得するため、法務大臣に許可を申請する手続き。
それ以外にも取り扱いできる業務は多岐に渡ります。
取得するのは非常に難しいですが、価値ある資格だと言えます。
社会保険労務士
社員の雇用保険や健康保険・厚生年金の資格取得や喪失の手続き
労働災害(労災)が発生したときの届出
社員の健康保険証の変更手続き業務
会社の移転、支店や拠点の労働・社会保険上の手続き
社員の毎月の給与計算や勤怠管理業務
労働保険料の年度更新業務
健康保険関係の給付手続
等々、人事・労務関係の業務を行うスタップを、社内におかずに、社労士さんに依頼することでコストを大幅に削減する事ができるわけですし、社労士さんは企業に取って非常に頼りになります。
助成金などの申請を得意とする社労士事務所もあります。
社労士は司法書士などと比べ、資格取得の難易度は低いです。
司法書士や社労士よりも資格取得の難易度はやや下がるとも言われていますが、簡単に取得できる資格であるとも言えません。
近年はやや難化傾向にあるようです。
合格率は10%前後です。この資格も誰でも受験可能です。
まとめ
今回あげた業務の資格ですが、これらの資格を複数取得することで更にパワーアップが見込めます。一つ資格があるよりも、いくつかを組み合わせることによって業務の幅が広がると言われています。
行政書士+社労士。司法書士+宅建士。などです。
ただ、これらの業務も、資格があるというだけでなく、コミュニケーション能力や営業力、事務処理能力も試されるので、資格取得の難しさ以上に向き不向きも考慮しておきたいところだと思います。